鏡餅とは
鏡餅は年神様へのお供え物とされています
地方や家によって鏡餅の飾り方は様々あるようですが、一般神事には白木の三方に四方紅(しほうべに)を敷き、裏白(うらじろ)(裏側が白いシダ)とゆずり葉を置きます。
その上に大小2つの丸もちをのせ、四手(しで)、昆布、橙(だいだい)を載せます。
伊勢エビなども載せるところもあるようです。
飾りものの意味
飾りものにはそれぞれに願いが込められています
裏白(うらじろ)…「長寿・夫婦円満」
ゆずり葉…「家系が絶えない」
昆布…「よろこぶ」
橙…「代々栄える」
鏡餅に関する、さまざまないわれ
餅つき
9のつく日には「苦をつく」といわれ、つきません。
30日までに神棚に飾りますので、それまでにつくようになります。
26日~28日につくるのがよいようです。
鏡開き
鏡餅は「割る」とは言わず「開く」といい、縁起を担ぐ言葉になっています。
鏡餅を開いて食べる「鏡開き」は1月11日に行うのが一般神事で、その前に行う地方もあるようです。
鏡餅は刃物では切らず、手または槌で開きます。
割った餅はお汁粉や雑煮にしていただきます。
