概略
今回は京和傘を制作されている「日吉屋」の五代目 西掘耕太郎さんに「伝統は革新の連続」と題してお話しを伺いました。
西掘さんは、和歌山県のご出身でカナダ留学後、新宮市役所で通訳され、結婚後奥様のご実家「日野屋」さんにて、和傘の魅力に目覚められ職人の道へと進まれました。
2004年に五代目就任。
京和傘の継承は勿論のこと技術や構造を活かした新商品を開拓に力を注がれておられます。
2008年より海外展示会に参加され欧州を中心として目下ご活躍中です。
(参考 → 「日吉屋」の公式サイト。和傘.comってすごいドメインですね。)
講義
大変残念なことに、この回の講義は伺えませんでした。
講義を聴いた方によると、京和傘というのは竹一本から徐々に細かくして作っていくそうで、実際に何段階かに細かくなっている竹を見ることができたそうです。
竹に興味のある私としてはかえすがえすも聞き逃したのは惜しいことでした。
ちなみに、前回の講義をなさった高家裕典さんと仲が良いそうで、私達が聚洸さんのところで京菓子を買いに行った際、会に行きそびれたという話をしたところ、「今日の夜、一緒に飲みにいくんですよ~」と言っていました。
どんな話で盛り上がるのか、是非聞いてみたいものです!

